AI時代のコミュニケーション術 質問力で“話してもらう”営業へ・人間関係の極意

DX時代に求められる“聞き上手”のスキルとは?

AIやデジタル技術が急激に発展し、ビジネスや日常のコミュニケーションが大きく変化している今、「聞き上手」や「質問上手」といったヒューマンスキル(対人関係能力)が、ますます重要視されて来ると予測されます。

特に営業の仕事やカスタマーサクセス、さらにはリーダーシップの現場では、“相手に話をしてもらう”力が大きな武器となります。

営業・ビジネスで成果を出す「質問力」

売れる営業パーソン(営業マン)や信頼されるビジネスパーソンの共通点は、「自分から一方的に話す」のではなく、「相手に話してもらう」ことに長けている点です。

なぜ「質問力」が成果につながるのか?

  • 顧客の本音や課題を引き出せる
    AIチャットボットや自動化ツールが普及する今だからこそ、リアルな“悩み”や“ニーズ”を深掘りできる質問力は大きな差別化ポイントになります。

  • 相手の自己開示を促し、信頼関係を築ける
    人は自分の話を真剣に聞いてくれる相手に対して、自然と心を開きます。
    質問を通じて共感や理解を示すことで、顧客やパートナーとの関係が深まります。

  • 相手自身が“納得”するプロセスを作れる
    人は自分の言葉で考えを整理しながら話すことで、自己説得が進みやすくなります。
    営業や交渉の場面でも、相手が自分で答えを導き出すような質問を投げかけることが、成約や合意への近道です。

「質問上手」になるための実践ポイントとは

  • 事前準備とリサーチを怠らない
    AIやデータ分析をフル活用し、相手の業界動向や過去のやりとりを把握しておくことで、より的確な質問が可能になります。

  • オープンクエスチョンを意識する
    「はい・いいえ」で終わらない、自由に話してもらえる質問を心掛ける
    例えば、「なぜそう思いましたか?」「〇〇したら、▲▲したいですか?」「それで、◆◆は良かったですか?」など

  • 相手の話を遮らず、傾聴する姿勢を持つ
    AIにはできない“共感力”や“リアルタイムの反応”を大切にしましょう。

質問力は恋愛・人間関係にも活きる

ビジネスだけでなく、出会いや恋愛、友人関係でも「質問上手」は大きな武器となります。
自分から話すのが苦手な人こそ、相手に興味を持ち、質問を投げかけることから始めてみましょう。
相手が心地よく話せる空気を作ることで、信頼や好感度が自然と高まります。

まとめ:AI時代だからこそ「人間力」を磨こう!

AIやDXがどれだけ進化しても、“人にしかできない”コミュニケーションの力は失われません。
「質問力」「聞き上手」は、これからの時代にますます価値が高まるスキルと言えます。
ぜひ今日から、相手に話してもらうための“質問”を意識してみてください。

 

参考として、私の経験をご紹介します。

「なぜ売れる営業マンは、お客様に話をさせるのが上手いのか?」

様々な視点で観察をしていて気が付いたのが、このポイントでした。

その秘密は何か?

それは、人間は自分で話をしていると「自分で自分を説得」しているような感覚になるのではないか?

そして、話をよく聞いてくれる人を「信用」し始める。

・・・このポイントに気づきました。

 

“質問上手”になることが近道

ここに気がついた私は、「お客様に喋ってもらうため、質問を投げよう!」と発想しました。

そうすれば、信用されるし、何より自分で喋らなくても良い!

そもそも口下手だった私にとっては大きな突破口のように感じました。

そして、このように発想を変えたとたんに、気分が急に楽になったのを覚えています。

「自分からあまり話をしない性格である」

「人の話を聞くのは、あまり苦にならない」

こんなタイプの人は、ぜひ「質問営業トーク」を実践してみてください。

しかし、的確な質問内容を常に考える努力は怠らずに!

質問上手は、日頃の研究と人間観察も必要です。

 

応用・番外編 

聞き上手&質問上手のスキルは、出会い・恋愛にも応用可能です。
自分が口下手なら、まずは意中の相手への質問内容を考える
そして、相手に話をさせることに意識を集中すること!
ここからが恋愛成就&婚活成功へのスタートラインとなるでしょう・・・

実はこれ、取り調べを行う刑事も同じようなやり方で容疑者から話を引き出すそうです。
かつて元刑事の営業マンから教わりました。

参考に活用してください!

 

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