「発想の転換」でストレスフリーな営業活動を!

B!

最新トレンド&今後の営業スタイルを予測し徹底解説します!

はじめに

営業現場は、2020年以降の「コロナ禍」を経て大きく変化しています。
リモートワークやデジタルツールの普及、顧客の価値観の多様化などもあり、営業スタイルも大きく進化しました。

今回は、従来の「売り込む営業」から脱却し、最新トレンドや今後の予測も交えながら、ストレスのない営業活動への「発想の転換」をご提案します。

1. ファーストアプローチの新常識

1-1. 「売る」より「関係構築」にシフト

これまでの営業(セールス活動)は「売る相手を見つける」「見込み客を探す」といった“成果重視”のアプローチが主流でした。
しかし、今後は「お互いにメリットを共有できる関係性づくり」が重要視されて来ます。

ポイント

  • お客様と最初の面会や訪問時は「この人と長くビジネスパートナーになれるか?」を見極める場と考える

  • 「売る」ではなく「知る・理解する」ことを意識する

1-2. 顧客選別の発想でストレス軽減

当然かもしれませんが「すべてのお客様に売る必要はない」という考え方を持つことが、主流になります。
自分と価値観やフィーリングが合うお客様を選ぶことで、営業活動のストレスも大幅に減少します。

「お客様をこちらが選ぶ」という発想です。

最新トレンド

  • 顧客データやAIツールを活用し、相性の良いターゲット層を事前に絞り込むことで効率化と反応率をアップ

  • SNSやコミュニティで関係性を築いてから商談に進むケースが今後も増加し、標準化して行く

2. 断られることを恐れないマインドセット(不敵な心理状態へ)

2-1. 「断られる=次のチャンス」と捉える

営業活動で断られることは日常茶飯事
しかし、それは「自分に合わない相手を早めに見極める機会」と考えることで、精神的な負担が激減します。

実践アドバイス

  • 断られることを「自分の営業スタイルに合わない相手を排除できた」と前向きに考える

  • フィーリングが合う相手にだけエネルギーを注ぐことで、成果も出やすくなる

3. 最新の営業トレンド&今後の予測

3-1. デジタル&パーソナライズ営業の時代へ

  • オンライン商談やSNSを活用した「非対面営業」が、ますます主流になって行く

  • 顧客データをもとに、一人ひとりに最適化した提案が求められる時代になって行く

3-2. 「共感」と「信頼」が最強の武器

  • 顧客の課題や価値観に寄り添い、共感を示すことが長期的な関係構築のカギになります

  • 「売り込まれる」「売り込む」のではなく「一緒に課題を解決するパートナー」として信頼を得ることをメインに考えましょう

まとめ:ストレスフリー営業のための発想転換ポイント

  • ファーストアプローチは「力まず」「自分と合う人を探す」ことから始める発想

  • 「売る」より「共感・信頼・関係構築」にフォーカスする

  • 断られても気にせず、フィーリングの合う相手に全力投球する

  • デジタルツールやAIを活用し、効率的に相性の良い顧客を見つける発想を持つ

  • サービスや価値は惜しまず提供し、信頼関係を深めることに力を入れる

最後に・・・参考事例

営業は根性の訪問件数や架電件数などの「数」より、それだけ信頼を得るための活動が出来たか?の「質」の時代へ向かいます。
あなたらしい営業スタイルで、ストレスなく成果を出す「発想の転換」を、ぜひ今日から実践してみてください!

 

ここで参考までに、私の新人営業マン時代のエピソードをご紹介します。

接客も訪問営業も、最初の一歩は誰でも緊張します。

しかし、最初から結果を出そうとして力むと、なかなかうまく行かないこともあります。

まさに新人時代の私が同じでした。

訪問先でもマニュアル通りの言葉して出て来ず、お客様から見たら「なんだこいつは?」と思われていたかもしれません。

また、「いきなり名刺出されても、なんだか分かんねーよ!」と、ありがたいアドバイスをくれた方もいました。

悩んだ挙句に当時の社長にアドバイスを求めても・・・

具体的に「こうすれば良いのでは?」という助言は一切なく、

「お前はな!〇×だからダメなんだ!・・・」という「否定」から入って、結局は「自分のコト」を延々と話す「いわゆる武勇伝話したがり・社長」で。。。

いつのまにか話が「お説教」になって来て、2時間も詰められました。。。

このことが積み重なって生意気にも、この社長を「見限りました」
(要するに2~3年で辞めて、違うカテゴリ―へ行くと決意させてくれました)

 

そこで試行錯誤の末に発想を変えて、最初は次のように考えることを心掛けてみました。

「このお客様と長い間、お互いがビジネスパートナーとして、メリット(利益)が得られる関係になれる人かどうか?これから見極める活動をする。」

飛び込み営業でスタートした私は、新規のお客様を開拓するとき、最初は必ず上記のような考えにしました。

ここまでの考えや境地に至るまでは様々な感謝と出会いがありました、それはまたの機会に・・・

 

しかし、下記のように考えるのはNGです!

最初から「見込み客」を見つける

「売る相手を見つける」

「買ってくれる人を見つける」

・・・などと考えると、なぜかとても精神的に疲れます。

連続して「お断り!」「間に合ってます!」など、お決まりの断り文句を受け続け、
何十件目かで、やっと話を聞いてくれたお客様との会話で、このことに気付かせてくれました。

簡単に言うと、そのお客様はお店の宣伝で困っていました。
(当時の私は、ネット広告を販売していました)

今思えば、やみくもに訪問して、たまたま運良く出会えたようなものですが・・・

お客様から「ウチに具体的なメリットがあれば教えてよ!」という言葉を逆に頂いたことで、これに気が付きました。

このお客様とは、現在に至るまでメリットを共有し合える信頼関係を築いています。

 

では、さらにもっと気持ちが楽になる発想の転換をご紹介します。

特にこれは、毎日の営業活動に行き詰まりを感じている方には、効果テキメンです!

それは、初回の訪問活動は「二度と行かなくても良い訪問先を、まず探すこと」と考えます

その人の性格にも依ると思いますが、私の場合は、性格的・生理的に合わない人をまず排除しました!

そう「嫌味なヤツ」「生理的に合わないヤツ」「大嫌いなヤツ」の徹底排除です。

生意気ですが、こう考えただけで逆に少し楽しくなるのだから不思議ですね!

こうすることで、自分にフィーリングが合う人だけが残ります。

そこに対して自分の持つサービスのエネルギーを集中して注ぎ込めます。

また、対人関係でのストレスも無くなるので一石二鳥です!

 

ここで、例の社長や上司に「お前にとって嫌なお客こそ、後々いいお客になるんだ!」

・・・などの分かったようなアドバイスをされ迷いが生じることがありますが、最初は徹底無視してOKです。

これは、ファーストアプローチが軌道に乗ってからの第2段階からの対応でも遅くはありません。

ただし、自分にフィーリングの合うお客様に対して提供するサービスは、対価として頂く金額以上のものをお返しする!

という精神を常に忘れず、自分自身を高める努力を続けなくてはダメです。

私のエピソードは、生意気で極端な事例かもしれませんが・・・

ここまでやれば、相当メンタルも鍛えられます!

ぜひ参考にしてください。

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