
自社の主張も必要だが、「お客様の知りたい内容」が最優先
ホームページ(ウェブサイト)は、何よりも「掲載内容(コンテンツ)」が、そのページを見る人にとって役立つ情報が載っている。
また、そのページで問題が解決出来る内容であることが最も重要です。
そして、それらをトップページをはじめとして各ページでどのように表示するかも重要なポイントです。
新規のホームページ制作やリニューアルの依頼を受けるとき、ポイントとして下記の質問をしています。
1.誰に商品・サービスを買ってもらいたいですか?
2.商品・サービスを買った人が受け取る利益はどんなものですか?
3.何をどのように売り出したいですか?
4.競合他社ではなく、あなたの会社・お店で買う理由&買うメリットはありますか?
5.お客様に与えられる信頼感・実績はありますか?
考えれば考えるほど難しく感じますね?
自分のことになると、なかなか答えが出てこない場合が多いです。
結論を言えば、「自社の価値をお伝え」することになります。
しかし、ここに注目し過ぎると「自分の言いたいこと」だけになってしまいます。
それが、「お客様にとって役立つ内容(情報)になっているか?」も同時に考えなければダメです。
自社の価値を「お客様にとって役立つコンテンツ」にする考え方
それでは、自社の価値をお客様にとって役立つ情報として加工するための方法を考えてみました。
次に挙げる質問をヒントとして、ぜひ考えてみてください。
1.欲張らずターゲットを思い切って絞ってみると良いかもしれません。
→ まずは「性別・年代」、そして「生活環境」「趣味嗜好」で考えてみます。
2.買った人を自分に置き換えてみてください。
→ 「買って良かった~!」と心底感動した経験を思い出してみてください。
3.自分では良いと感じていても、それが“欲しいと思わない人”から見たら、どうでもイイ場合がほとんど。
→ 見た人が「すぐに欲しい!」と反応するほどのサービスを付けられるか?考えてみてください。
4.競合他社と自社のサービス内容を書き出して“差別化”できる箇所を入念に分析してみてください。
→ そして自らのサービスの弱みと強みを客観的に見て、弱みがあれば強みに変えられないか?
強みを圧倒的な強さに伸ばせるか?を考えてみてください。
5.これまでのお客様(既存客)にアンケートなどで「自社の良いところ」を聞き集めます。
→ 人間は“第3者の声”は信用しますし、聞きたいという意識を持っています。
これは少し手間が掛かりますが、地道に集め続けると信頼感もアップし優良なコンテンツとして成長します。
いかがでしょうか?
あせらずじっくりと分析して、独自の強みを表現
そして反応の良いホームページに育てて行きましょう。
今回のポイント
・第3者の声をたくさん集める(既存客の感想)
・オーナーや販売者(ホームページの管理者)など“人物”を目立たせる